心底腹の底から腹が立つ。いくら夜中にいるからって乱暴狼藉に及んで良いということにはならない。かれらが沖縄を去るに当たって、この際だから日本の夜遊び女性を強姦してやろうといってそんなことをした奴らを全く許してはならないのだ。
しかし・・・しかしなんである。私たちも胸に手を置いてじっくり考えてみなくてはならない。わが同胞はあの戦争の時に、朝鮮半島から、中国からフィリピンからインドネシアからあっちでもこっちでも恥ずべき行為に及んだ挙げ句に、軍隊が替え玉業者を使って売春婦を連れ歩いたのにも拘わらず、そんなのはそんな女性が自分から進んでついてきたのだと言い張る。
それだけでもなくて、ひと頃は韓国、タイ、フィリピンというような国にいっては「旅の恥はかきすて」とばかりに現地の女性を買春してきた。
バカをいうな、あれはちゃんと商売している人だったのであって、ド素人を無理矢理暴力を使っていうことを聴かせたんじゃないんだと主張するだろう。問題はそこにある。本当にその間には明確な一線があるだろうか。金さえ払えばいいのか？いや、あっちがそうして金を稼ぎたいといっているんだからそれで良いのか？
どんな犯罪を犯しても、転属させてしまって日本から帰国させてしまってきた米国兵による犯罪は許すことが出来ないし、いわゆる「日米地位協定」なるものによって独立する際に米国人は特別扱いをして、何をしてもいうことを聴くし、どんどん必要なお金は負担するという不平等属国協定に署名をした吉田茂の罪は限りなく重い。
原発ゼロ閣議決定を米国からのプレッシャーで断念する政府ではとてもこの関係を解決する力があるとは思えないどころか、そんな視点すら持っていない。私たちは新たな体制を模索しなくてはならない。つまり、自民、公明、民主ではこんなことは出来ないことがわかった。
元不良小説作家とか、田母神某とかがそんな時間に外を歩いている女性がいけないんだと大バカなことをいっておる。強姦をした奴が悪いに決まっている。何人もの男が酔っぱらった女性をカラオケ個室に連れ込んで、あとから訴えたら弁護士が出てきて、そんな時間にそんなところに行ったあなたに責任はないのかと脅かしてうやむやにした一連隊を私は今でも許さない。
お前達は自分の妻や娘や孫がそういうことになったとしてもそういいきるんだろうね？
