ほぼ足りてまだ欲 その先

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独裁国家

 ついに中華人民共和国独裁政権は香港を弾圧することを決定しましたね。さぞかし、香港からは多くの市民が国外へ逃れようと模索していることでしょう。こうなった以上はあの狭い地域に拘っている場合ではありません。中国への返還が行われたときにも、既に相当数の香港住民が国外へ逃れました。そのおかげでSydneyや北米の中華街が充実したとも言われています。多分、フィナンシャル・センターとしての香港の意味づけはかなり低迷することかと思いますが、中国の独裁政治化されても、ビジネスとしては成り立ち得るので、形は残るのではないかと思いますが、これまでの存在感から見れば、その縮小化は免れないのではないかという気がします。
 中国独裁国家はこれによって大きな力を得ることができると思っているのかも知れないのですが、国際的な立場から見るとますます独裁色に磨きがかかってしまうので、嫌味な存在となることでしょう。それでも、これまでに培ってきた経済力を振り回すことでしょう。
 しかし、長期的に見ると、「世界の工場」としての絶対的な存在意義はどんどん薄れていき、覇権主義がより前面に出て、嫌味な存在になるでしょうね。そうなったときに、中国国内は、依然として共産党独裁国家として揺るぎないものであり得るのか、という疑問、というよりも希望が湧いてきます。中国国内が独裁国家をこのままにしておくだろうかという点です。各国が歩調をとって中国共産党打倒に立ち向かえるでしょうか。
 いずれにしろ、ここしばらくは彼らの乱暴狼藉に苦しむ国際社会がやって来るのではないでしょうか。それを考えると、息苦しくなります。
 我が日本も独裁国家のままで行きます?