張り切って「The Very Thought Of You」二日目なり。軽いスウィング調で唄った人がいて、インストラクターが「切々と訴える歌の割にちょっと軽すぎないですかねぇ」といったら彼女は間髪を入れずに切り返した。「孫に歌うんだから良いの!」それを聴いて一同、ふ〜ん!なるほど!とうなずく。
世の中通り一遍の解釈じゃなかなかなんだぜ。
良いテンポの三拍子にして唄おうというチャレンジャーがいる。偉いねぇ、挑戦するという気持ちが素晴らしい。うまくいこうと行かなかろうとチャレンジするのが偉い。そこへいくと私なんぞはごく平凡で、お手本のナット・キング・コールそのものでござる。進歩がない。