ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

責任

平成25年2月28日 第百八十三回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説→こちら

  • 私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、自ら運命を切り拓こうという意志を持たない限り、私たちの未来は開けません。→「決して僕の責任じゃないからね」
  • 総理就任以来、私は、毎月、被災地を訪問→まだ2ヶ月だ。
  • 若者たちが、「希望」に胸を膨らませることができる東北を、私たちは創り上げます。それこそが、真の復興です。→「どうやって」「何を」創り上げるというのか。
  • 日本経済の将来に、今の若者たちは「希望」を持てるでしょうか。→ そんなシステムを取り入れてきたのは一体誰だったのか。労働者派遣法をこんな事にしたのは一体誰なんだ。
  • 大胆な金融政策であり、機動的な財政政策。そして、民間投資を喚起する成長戦略→なんだ三本の矢っていっていたのは経団連のための三本の矢だったのか。
  • 世界の人たちを惹(ひ)きつける観光立国→だったらfree無線LANを普及させてみろよ。
  • TPPについては、「聖域なき関税撤廃」は、前提ではないことを、先般、オバマ大統領と直接会談し、確認いたしました。今後、政府の責任において、交渉参加について判断いたします。→ 戦後この方、誰もその種の責任を「とる」ことがなかったことは君の好きな「歴史」が証明しているではないか。簡単に言うな。
  • 活発でフェアな国際競争を確保するため、貿易や投資のルールを国際的に調和していかねばなりません。→ きたきた!TPPへ行こうって訳だな!
  • 日本での研究環境に満足できない研究者たちが、海外にどんどん流出しています。→ 昨日、今日の話じゃないよ。ずっと前からどんどん流出してるよ。だって研究の場がとっても狭いのが日本の高等教育・研究機関。その垣根はそれまでのヒエラルキーが後生大事に守り通してきたわけだもの。
  • 原子力規制委員会の下で、妥協することなく安全性を高める新たな安全文化を創り上げます。その上で、安全が確認された原発は再稼働します。→ 明確にここに自民党公明党連立内閣は原発を再稼働すると宣言した。
  • 「世界で一番企業が活躍しやすい国」を目指します。→ きたきた!TPP肯定論の前ぶりでござる。
  • 可能な限り報酬の引上げを行ってほしいと、産業界に直接要請しました。政府も、税制で、利益を従業員に還元する企業を応援します。→ はい、はい。いっつも税制を変える、変えるといって従業員、労働者、市民の元に返ってきたことがないのを私たちはよぉ〜くしっているよ。
  • 徹底した防災・減災対策、老朽化対策を進め、国民の安全を守ります。→ 民間企業にしてしまったのは一体誰だっけ?そうすると利益を追求するわけだから、削るところは削らなくちゃならんてことになるだろう?
  • 現行の教育委員会制度について、責任体制を明確にすることを始め、抜本的な改革に向けた検討を進めます。→ その結果何をどうしてくれるのかといったら「こころのノート」の復活だってのがお粗末きわまりない。「責任体制」というのは現場の教師におっかぶせる責任じゃないのか?
  • 待機児童の解消に向けて保育所の受入児童数を拡大します。→ はい、はい。(ハイは一回だ!)今まで耳が蛸になるくらい、この言葉を国会でイヤというほど聞いた。その実態はどうだ?!え?どうだよ!
  • (女性が輝く日本)(誰もが再チャレンジできる社会)→ 顔を洗ってもう一度出直してこい。何度でもこのタイトルだけ拾っておけばいいや、という取り上げ方をするな。
  • 自助・自立を第一に、共助と公助を組み合わせ、弱い立場の人には、しっかりと援助の手を差し伸べます。→ 君の「しっかり」はもう聞き飽きた。しかも最初に来るのは「自助・自律」だよ。その言葉でシステムを縮小してきたのは一体誰だったのか。
  • 緊密な日米同盟は完全に復活→揉み手をしながら頭を下げて近づいていった君の姿が目の前に見えるようだよ。
  • 沖縄の方々の声によく耳を傾け、信頼関係を構築しながら、普天間飛行場の移設及び嘉手納以南の土地の返還計画を早期に進めてまいります→ こんな事は決してあり得ないという大矛盾。「欺瞞」という言葉がこの文章の評価として一番相応しい。

 揚げ足取りじゃないか、という声が聞こえてきそうだけれど、あまりにも突っ込みどころ満載で我慢ができなかった。