ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ほぉ〜もう!

 7-8年前に母校の学部研究センターでお手伝いの仕事をしていた時に、年明けはかなり忙しくて、学部の研究紀要をまとめて本にしなくちゃいけない。書いてくれる人が何人か必ずいるのは良いんだけれど、多くの人が駆け込んでくる。つまりぎりぎりに原稿を投げ込んでくる。で、それを校正して印刷屋さんに放り込んで、ゲラがあがってきたらそれを著者に投げ返し、責任校正をお願いする。それがなかなか返ってこない。で、返ってきたらもうこっちには責任はないからそのままゴーにしちゃえば良いんだけれど、ちょっと心配でもある。だから、どうしても見ちゃう。すると疑わしい部分が見つかっちゃう。念のためと連絡を取るけれど、すぐには捕まらない人が多い。確認が終わった時にはもうぎりぎりの時間になり、印刷屋さんの机でゲラ直しをして校了にする。
 その時、印刷屋さんの机から電話して捕まえ、確認したら「人が一回見たんだから余計な事をするな」的意味の事を吐いた女性の後期の院生がいたことを良く覚えている。あとであいつは一体何だと思って調べたら(調べなくちゃわからんくらい逢った事がない)某私大の非常勤講師だった。彼女がすでにお茶の水方面の某私大の教授になっている事を先日知ったのだけれど、随分な出世だと驚いたのだ。どういうことなんだ。