ここの所ほとんど小説というものを読まないということを書いたのだけれど、実はテレビのドラマもほとんど見ない。日本のドラマはもちろんのこと、アメリカのドラマも、連れ合いが見ているのを時たまかいま見るくらいのものだ。その上、日本の映画もほとんど見ない。アメリカの映画はときたま飛行機の中で見るくらいのものになってきた。だから、役者をほとんど知らない。テレビで旅行関係の番組を見ていると見たことのないお嬢ちゃんが出てきて旅先を案内しているのを見ていると、一体この子はろくでもないのに何でこんな番組に登場しているんだろうと思うと概ねそういうドラマや映画に出ている子なんだと解説されて、納得がいかなかったりする。こんな子が演技できるのかと。
つまり、テレビや映画の世界で売れるというのは必ずしも演技力やルックスじゃないってことなんだろう。それに映像で表現するのはやっぱり限界がある。まだ、文字の方が表現できる世界が広いような気がする。
