つれあいの知り合いの方からご配慮頂いて東京文化会館の小ホールでの室内楽定期演奏会に行ってきた。これまで数回、この室内楽団のここでの演奏を聴かして頂いた。コンサート・マスターではなくて、ここは女性だからコンサート・ミストレスと書いてある。コンサート・ミズとするのが今時なんじゃないのかと思ったりしたんだけれど、そのコン・ミズの方が交代していた。一体何があったんだろう。
この演奏会の特徴は演奏前にディレクターでチェンバロやパイプオルガンを演奏する方がこれから演奏する曲の解説をなさる、ということだ。その上、彼の解説はとてもわかりやすくて参考になる。
できることなら、オーケストラの演奏でも、こんな具合にあたかも「題名のない音楽会」とまではいかなくても、解説があると嬉しいかも。
そういえばシドニーのオペラハウスでは開演40分前にロビーでその日の演奏についての膨大な解説が行われる。日本でもそういう演奏会はいくらでもあるのだろうか。
