2007年12月、愛知県大府市で徘徊症状がある認知症の91歳男性が電車にはねられ死亡した事故をめぐり、JR東海が遺族に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は24日、「見守りを怠った」などとして男性の妻に賠償を命じた一審名古屋地裁判決に続き、妻の責任を認定し359万円の支払いを命じた。（2014/04/24 16:58 共同通信）
一審の判決を知らなかった。まさかと思って読み直したけれど、JRが勝ったということだ。つまり、認知症に陥った人が外に出てしまったら、そのすべてについて家族は責任を負っているということになるわけだ。こういう基本姿勢にあるのだとすると、これから先の日本は益々厄介な社会になる。
