ほぼ足りてまだ欲 その先

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ZDF

 ドイツのテレビ局である。昔はZではなくて数字の「2」かと思っていた。昨日の夜中、風呂から出てきて何気なくテレビをつけたらNHK-BSで「カラーでよみがえる第一次世界大戦 最終回 総力戦の結末」という番組をやっていた。第一次世界大戦の記録フィルムに着色をしたものと、撮影し直した再現部分とをつなぎ合わせたもので吹き替えになっているけれど登場するノンフィクション作家達は英語で喋っていて、BBCあたりの番組なのかと思っていたらなんとドイツのテレビ局の制作で驚いた。
NHKの番組案内にはこう書かれている。

カラー化された映像で第一次世界大戦を見る3回シリーズの最終回。1918年、既に帝政ロシアは崩壊し、新しい指導者レーニンの下で戦争を終結させていた。残るドイツは、ひっ迫した状況に。そこに、圧倒的な兵力と軍備を持つアメリカが参戦、ドイツはさらに追いこまれる。反転攻勢でもフランスを攻めきれず、やがて「休戦協定」を結ぶ。「休戦」という名の事実上の敗戦が、ドイツ側に刻まれ、第二次世界大戦への伏線となる。

 最後にはアドルフ・ヒトラーが登場してきてその先のより深き闇に転がり込むドイツが描かれる。
 この種の番組をNHKはこれから先も放送していけるのだろうか。尤もこんな真夜中にこんなものを見ている人間なんて老い先短い爺くらいだろう。