中部電力(本店・名古屋市)の元役員が、取引先の建設会社などに工面させた資金を長年簿外で管理して政界対策に充ててきたと朝日新聞に証言した。元役員は政界工作を長年担当し、2004年までの約20年間に少なくとも計2億5千万円を政界対策のために受け取り、多くを知事や国会議員ら政治家側に渡した。
「発注額に上乗せしたり、工事に参入させたりして返した」と証言した。
中部電力広報部は取材に「そのような事実は承知していない」
(朝日新聞 砂押博雄、板橋洋佳 市田隆2014年7月20日03時00分)
こんなことは当然行われているであろうことは原発を見続けている人であれば予想しているだろう。いわゆる想定内である。なにしろ原発の世界は金にまみれている。
それにしても、この元役員はどうして今頃話す気になったんだろうなぁ。その動機がとっても興味あるなぁ。これだって一種の「転向」だよねぇ。