ほぼ足りてまだ欲 その先

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旧態依然

 時代はもはや、ハラスメントという言葉がごく普通の状態になっている。職場で最初にハラスメントという言葉が取り上げられるようになったのはたぶんもう20年以上前のことだろう。その後からようやくパワー・ハラスメントなんて言葉も出てくるようになった。
 しかし、そんな言葉が揶揄されるようになる前にもうすでに社会人になっちゃっていた今の爺さん連中にはいつまで経ってもそんな状態を意識することができないみたいだ。
 先日の元職場の集まりでも、かつて東南アジアに出張に行って、買春が当たり前だったくらいの話を平気でする奴がいるし、男連中だけになったら、くだらない下ネタ話は今でも平気で語られるだけじゃなくて、メールでまで飛んでくる。そんな話に眉をひそめていると、段々、連絡が来なくなる。面倒くさい奴だということになるらしい。それくらいだから、彼らの間にはパワー・ハラスメントなんてものが問題になること自体が想像がつかない。幸せなままあの世に行くんだろう。
 そうしたハラスメントが同性内でも、憂慮しなくてはならないことだと明確に思えていない。何をしち面倒くさいことをいっているんだ、と思っている。それが現状ではないだろうか。