お陽様は陰っているけれど雨が上がっていたので、これ幸いと散歩に出たら、途中からお陽様が出てきちゃって、這々の体で逃げました。
オーディオブックって大したものがないんだなぁと思っていたので、ひょっとすると店で見たら結構なものがあるんじゃないのかと思ったんです。それは外国、といっても私のことですから、アメリカ、カナダ、豪州くらいしかわかりませんけれど、各国ではこの手のものは古典を中心にめったやたらとあるんです。
だから、日本だって、と思ったのです。で、銀座の山野にいって、一階のカウンターで、こういうものはないですか?とお伺いしたら店員さん、一体何のことやらわからん、という風情で、そういうものはないですねぇ、と仰るんです。あ、そうか!原典が書籍なんだから、この手は本屋だ!と思ってそのまま、丸善に向かいました。なんでブックセンターにいこうと思わなかったのかが不思議ですが。
丸善の一階のカウンターでお伺いしたんですが、あ、ほんの少しですが、二階に、というので二階へ上がってみました。ありました、ありました。ほんの少しです。本棚一列半だけです。源氏物語、雨月物語、開高健講演集、高い!ものすごく高い!がっくりきました。多分売れないのでしょう。そりゃ売れませんね。これじゃ。
日本語のオーディオブックのほとんどはハウ・ツーもので、しかもいわゆる自己啓発ものといわれるものばかり。あきれちゃいます。
- 作者: 中川右介
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/04/13
- メディア: 新書
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次から次にユダヤ系の音楽家の名前がどんどん出てきて、頭の中を整理するのが追いつかない。
- 出版社/メーカー: 子ども文庫の会
- 発売日: 2016/06
- メディア: 単行本
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これは今ネット上では「ディスカバー・ニッケイ」というサイトで読むことができますが、原典を入手しておきたかったのです。
子ども文庫の会というものがどんなものか、まったく知識がありません。この機関誌を見る限りにおいてはかなり良いセンスをした、世界の子どもの本を紹介する機関なのかと思ったら、山本まつよという翻訳家で絵本研究者のひとが始めた会なんだそうです。この世界に私は踏み込んだことはありませせんけれど、なかなか独特の世界を持っているように思います。
私が興味を持った連載は、あの環境でinternmentに暮らす子どもたちのために本を届けてくれた人がいたんだという史実が語られているからなのです。
- 作者: モリー・グプティル・マニング,松尾恭子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2016/05/29
- メディア: 単行本
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浅草の旧松屋、今は「駅見世」と称していますが、そこで古本市をやっています、という表示を見たので、上から下まであるきましたが、見当たりません。気がついたら東武線に上がるコンコースにたった二軒の小さな小さな出店。まったく見るものがありません。この近辺は観光客の皆さんがブラブラ、立ち止まったりしているので、急ぐときは避けませう。
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