ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

介護

 間口一間とか二間くらいのちいさな元商店で上が住居だったという木造の建物がところどころにあって、もうとっくに商売をやっていない、というのがそこら中にある。跡取りがいないか、いても全然違う商売で一緒に住んでいない。一階は叩きだけれど、フラットでそういう点ではバリアフリーだ。そういうところに電動ベッドを置いて、要介護の人が暮らしている。訪問介護の人がやってきては手足になってくれている。階段や上がりかまちが邪魔で大変だということもない。その代わり、トイレに困る。帯に短し、タスキに流しだったりする。そういう家が撤去されてしまったり、新たに貸店舗となってしまうと、そこに暮らしていたお年寄りが他界した、という意味を持つ。