私は自分が3年半の短い期間ではあったけれど、家族で暮らしたことがある豪州のシドニーのことがどうしても気になるので、だいぶん前からボンダイからちょっとのところで暮らしておられる日本人男性のブログを読ませて戴いていた。あまり世代の異なる方ではなさそうだけれど、オージーの女性と暮らしておられた。何人か日本人男性で現地女性と暮らしている方にお会いしたことがある。あまり聞くことはない。多くの場合は日本人の女性が豪州人の男性と暮らしている。
その方のパートナーはだいぶん前から癌を患っていて、その闘病生活を克明にブログに書いておられた。私が旅行に出る前に、もうすでにかなり良くない状態だったから、気に病んでいたのだけれど、帰ってきて、その方のブログを開いてみたら、私が旅に出てすぐに他界されたようだった。今は、自らの気を落ち着かせるために、日本の故郷に帰ってきておられるようだ。
パートナーとの別れは辛い。明日は我が身だと思うと余計だ。うちはまだまだ両方とも病に伏せっているわけではないけれど、いつどうなるかわからない。ふたりともめっきり弱くなった。
