ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

アホリンピック

 ま、呆れ果てて云う言葉がない。もっともこの政権になってから、そんなことの連続で、今じゃ日がな一日口がふさがらない。

会計検査院は4日公表した報告書で、直近の5年間に国が支出した費用を約8011億円と初めて指摘。組織委が大会経費とする1兆3500億円と、都が別に見込む約8100億円の関連経費を合わせ、今後の支出も踏まえると総額はさらに膨らむ見通し(東京新聞2018年10月4日 18時16分 共同)

 組織委員会は国民から見えないところでもどんどん遣っているわけだから、会計検査院のいっている方がより正確な費用となっていることは明かだろうし、ひょっとするともっと膨らんでいるかも知れない。とにかく「オリンピック」がつけばなんでも許されると思っているわけで、何しろ組織委員会が入っている貸しビルの家賃を聞いたら多分飛び上がる。
 この国はそんなに金持ちじゃない。ここから社会保障に多くの費用がかかることは目に見えているし、原発事件だけでなくて、様々な災害から立ち直れない国民を見捨てて、こんなことに血道を上げている場合じゃないはずだ。
 どうして、こんなことになっちまったんだろうか。

一方で時事通信はこんなことを伝えている。

 2020年東京五輪パラリンピック組織委員会は4日、ブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会IOC)理事会に電話会議で参加し、大会経費について、運営予算をこれまで総額で約2200億円削減したことを報告した。
 組織委が昨年12月に公表した予算計画第2版では、大会経費は1兆3500億円(予備費を除く)。削減した約2200億円の一部は第2版の時点で既に反映されている。IOCが掲げる改革案「アジェンダ2020」と五輪運営指針「ニューノーム(新基準)」を踏まえ、会場賃借期間の短縮や、各競技の会場や設備、運営体制などを確認するテスト大会の簡略化によって削減した。 
 組織委の武藤敏郎事務総長は「これからまだ必要な予算はいろいろ出てくる。1兆3500億円の中に抑え込む努力をしている」と述べた。(2018/10/04-23:16)

 ほぉ〜!上の記事と整合性があるんですか、これ?表の財布と、裏の財布をものの見事に使い分ける、つうやつですかね。