ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

自炊本

 月刊論座朝日新聞)の2004年5月号を自炊した。
 で、この号で「小沢昭一がめぐる寄席の世界」という連載が最終回になっている。で、そこで矢野誠一と対談をしているわけです。矢野が斉藤寅次郎監督の「東京五人男」を見て腹の底から笑ったんだけれど、ちょっと前に必要があって、そのビデオを見たが、それほど笑えなかったんだと。小沢が「やっぱり笑いというのは、その時代時代と密接な関係があるんですね」といっている。
 その通りで、今、どう振り返っても三木のり平八波むと志の「源氏店」がなんであれほど腹を抱えるものだったか、というのはどんなに説明したってわかりっこないわけである。
 この連載はもちろん単行本になっている。

小沢昭一がめぐる寄席の世界 (ちくま文庫)

小沢昭一がめぐる寄席の世界 (ちくま文庫)