ほぼ足りてまだ欲 その先

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宿題

 小学生時代の夏休みの宿題は、毎年毎年同じことを繰り返していた。最後の2日間で工作までやっつける。だから、とても簡単なものしか出さない。泣きながら作っていたから。
 多分小学4年の頃、日々の宿題を忘れたことがあった。その時はやけに忘れた子どもが多くて、宮本先生はよっぽど腹に据えかねたのか、「忘れてきた人は床に座りなさい!」といったんです。で、椅子を机の中に入れて、床に正座したんです。「じゃ、宿題をちゃんとやってきた人には画用紙をあげます!」と先生。後ろめたいながらも、一言言わないと気が済まない私は「画用紙なんて要らねぇや!」と。すると隣に座っていた堀江美智子さんがなんと「先生!画用紙なんて要らないっていってます!」と大きな声で告げ口をしたんですよ。あの、背の高い、格好良い、堀江さんが!あぁ、キミは僕の味方じゃなかったのね!
 長ずるに及んで二度目の大学に行ったときです。これでもか、これでもかと宿題が出ます。全部の授業の先生が宿題を出すんです。大半の時間を費やしている英語の先生達全員が。やれどもやれども終わらない。それでもほぼ徹夜に近い状態で学校にようやくたどり着き、三つ目の授業に出たときに「さぁ宿題を出して!」といわれて、全く忘れていたプリントがノートに挟まれたままだったのを見つけて、もうがっくり来たのを思い出します。よく勉強させてくれた学校でした。