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新時代

  • 国保陽平監督(32)は登板を回避したことについて「故障を防ぐためです」

 高校生であるにもかかわらず160km/hを超える剛速球を投げると有名な大船渡高校の佐々木朗希投手は、花巻東との決勝戦に登板せず、大船渡は花巻東に大敗した。これまでの高校野球のやり方だったら、とことんエースが投げ続けて甲子園へいったことだろう。彼は今大会4試合に登板、29回を投げ9安打2失点(自責2)、7四球、51三振(全29回で奪取)。総投球数は435だという。彼が投げたら、多分大船渡は甲子園常連校の花巻東に勝って、甲子園にいっただろう。しかし、その後の佐々木朗希はどうなっただろうか。多くの甲子園での連投投手はその後つぶれていった。その例を挙げろといったら数え切れないくらい揚げることができる。
 しかし、大船渡高校の監督は敢えて佐々木を登板させなかった。それは佐々木が故障してしまうことを避けるためだといったのだ。しかも、国保監督はなんと、弱冠32歳である。この年齢で、多分まわりの多くの大人に、批判されているかも知れないけれど、佐々木のことを慮った決断をしたのだ。私はこの国保監督こそが新たな時代に重要な人材だと思う。従って、佐々木がプロ野球にいってからも、本当に活躍して貰いたい。そうでないと、国保監督に報いることができない。佐々木の野球人生はここで終わりではないからだ。体幹を鍛えて、MLBへ行ってもらいたい。

 国保陽平監督はアメリカの独立リーグでもプレイしていた経験を持っているそうだ。

『追記』
 こちらの記事をご参照戴きたい。私は意を強くした。