ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ことば

デブリ}原子炉の中で燃料が溶けて落下したものを今東電の福一ではデブリと呼んでいるけれど、これは昔から「ゴミ」のことをデブリという。港に浮かんで邪魔になるゴミのことをそう表現していたのを想い出す。

怠慢

 行政が怠慢を決め込むと、どうしても必要なことを、市民がしょうがないから対症療法を考案していく。すると行政はそれを既存のものとして、自分の範囲に取り込んでしまう。市民の意識が高ければ高いほど、行政は怠慢にあぐらをかく。

病気

 友人は不整脈持ちで、今朝、脈拍が120にもなって、大学病院に入り、全すい麻酔をかけて電気ショックでそれを抑えた。もうこれで二回目だ。確か彼は心臓弁膜症もやって、人工弁膜になっているはずだ。と、そんなことをいっていたら、もうひとりの友人が朝から右手がしびれる、血圧が200-100になってしまったという。おいおい、それはひょっとすると脳梗塞じゃないのか、救急外来に行った方が良いよ、といっていると、やっぱり救急搬送されたらしい。70歳きんぺんになってくると次々に身体が不全を訴え始める。私も人ごとじゃない、血圧が急に上がっている。

運動靴

f:id:nsw2072:20190921013003j:plain:w360:left 今履いているKEENのタウンウォーク靴がいつまで経っても柔らかく馴染んでこなくて、長いこと歩いていると股関節が痛くなってくる。多分もうこの靴をはきこなす体力に欠けているんだと思う。そんな話をしていたら、ナイキのair maxあたりを履いていると楽だよ、という。ナイキなんて、なんだか若者におもねっているみたいでいやだし、何しろちょっとウェブサイトで見ると、無茶苦茶派手で、こんな小さい爺さんがこんな派手な靴を履いたら余計恥ずかしいじゃないかといやだった。ところが良く探してみると真っ黒というのが存在する。だいたい今のナイキの靴はソウルだけやたら分厚い出っ張った真っ白な奴で、それも嫌だった。ともかく、真っ黒な奴があるんだったらそれを買おうと思ったんだが、その辺の靴屋に行くと、在庫がなかったりして面倒だから、原宿にあるナイキショップへ行けば良いんだろうと、銀座線で行く。表参道で降りるのは年に一回くらいはあるけれど、もう方向感覚が良くわからない。歩いているうちに、突き当たりの階段を上がると、それが伊藤病院のところだった。この奥にトンカツ屋があったっけなぁと思いながら坂を下りていくと、やけに人がいるところがあった。アップルだった。そうか、iPhone-11が出る日だ。何台も手元に置いている外国人がベンチにいる。多分ネットで売るんだろう。
f:id:nsw2072:20190921024920j:plain:w240:right ナイキに入ってみると、店員さんが、ほとんどアルバイトの学生という雰囲気。傍にいた女性に棚にあった真っ黒について尋ねると、女性用だけれど、サイズが入れば男でも、という。じゃ、このサイズといって試すとやっぱり細い。「細いね?」といいうと「そう、細いんです」という。これしかないという。しょうがない、といって諦めた。
 ところが太田美術館の前の路地を通って明治通りに出ると、運動靴を並べている靴屋があったので、試しに入った。すると、真っ黒の大きなサイズが飾ってあった。「これは女物?」と尋ねると「女物もありますが、これは男物」という。あれ?である。サイズを出して貰ったら、ドンピシャ。お金を払おうとすると「ABCのアプリがありますか?」と聞く。「えっ!ここABCなの?雰囲気全然違うじゃん!」と驚く。銀座の店も、ここと同じように雰囲気変わったという。なんだ、銀座のABCを敢えて避けなくて良かったんじゃん。それにしてもさっきのナイキショップの店員さん、まだ入りたてなんだろうが、あれじゃ、商売にならんね。
 帰りはバスで明治通り東新宿でおり、大江戸線上野御徒町へ出た。すると階段でバッタリと大学のサークルの後輩に出逢った。そうか、彼女はジュウェル・デザイナーだからか。そして最後も都バス。帰りの交通費は都営だから出さず。
 それにしても、平日の午後の表参道って、どうしてこんなに人がたくさんいるんだい?