前から書いているように、米国ではエンターテインメントの切符は直接買うだけではなしに、ダフ屋というシステムが公認されていて、例えば野球の切符でもチームの切符サイトですらそういう代理店に繋がったりする。厄介なのは彼らが切符のやりとりにモバイルへの直接配布を利用している点だ。しかも、このモバイル上のアプリケーションが米国・カナダくらいでしかダウンロードができない。
ticketmasterやStubHubのアプリを日本で落とそうとすると選択肢に出てこない。ウェブサイトにあるアプリマークをクリックしても「この地域ではダウンロードできません」と表示されて終わってしまう。
6月のAngelesの野球の切符をウェブサイト上で買ったまでは良かったが、それが落とせなくて往生した。ところが世の中は良くしたもので、そんなアプリをどうやって落とせるか、ということを自分で調べて、それをネット上にアップしてくれているという奇特な方がおられる。ところがOSがどんどん新しくなって昔の情報では素人はわかりにくくなってしまう。今月になって新しくアップして下さった方がおられて、ようやくそんなアプリを入手した。
要するに、〔私の場合はiPhoneだけれど)Apple IDを米国にもう一個作ってしまうという方法だ。これがなかなかそう簡単に設定できなかったけれど、最後には成功。切符の情報を入手することができた。しかし、ずっと前から切符を配信してしまうと、それを個人的に転売する客がいて、どんどん値段がつり上がることを防ぐために、切符そのものは前日にならないと落ちてこないと書いてある。これ、本当なのか、真実は来年2月にならないとわからない。