明け方寝ようとしてラジオをつけたら、和歌の時間なんてのをやっていて、歌人らしきお婆さんが,どうやら死んだダンナの歌人のことをいっているんだけれど、そのダンナは大正13年の生まれだといっている。ということは生きていたら、95歳を超えているんじゃないか!ということはこのお婆さんはいったいいくつなのかと思ったら、1928年生まれだってんだから92歳だってんだが、喋りは全然シャキシャキしていて、下手したら、こっちよりもなんぼか若い喋りに聞こえる。世の中、元気な人は元気だよねぇ。元気のない奴はとっくに死んじゃうんだよな。
「イブ・モンタンを愛して30年、妻を愛して35年」という唄をダンナの岩田正が歌っていたと披露していて驚いた。しきりにモダン・ボーイだったんだ、ってこの92歳の歌人、馬場あき子がいう。