ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

夕方のスーパー

f:id:nsw2072:20200928223955j:plain:w360:left 時として夕暮れ時に、出先から帰ってくる途中でスーパーによる。うちの近所にはちょっと歩けば行けるようなスーパーが7軒くらいある。しかし、もっと歳をとったらそうはいかなくなるだろう。最も歩く歩数が少なくて済むようなスーパーへ行くことになるだろう。最も近いスーパーは多分400歩ほどで到達できる。そのスーパーはまだお客さんにバラエティがあるけれど、駅の近くのスーパーは夕暮れ時に行くと、かなりの割合で、お年を召した女性が多い。私も必ず覗くお総菜コーナーに結構な人だかりができる。そのうちの半分は揚げ物なんだけれど、お婆さんたちが揚げ物に関心が高い。目の前でそのうちのお一人が揚げ物が中心になったお弁当を手にした。どう見てもお一人暮らしのようだ。と思ったら、ポテトサラダのひとつひとつをためつすがめつした挙げ句、とうとう、諦めていったジェシカ・タンディーを彷彿とさせるお婆さんはどう見ても80歳を超えていそうだ。なにを逡巡していたんだろうか。ここのポテトサラダは中身の重さで値段が違っている。できるだけ少ないのを探したんだけれど、どれも一人では食べきれないと思ったのだろうか。パンの棚まで来たら、買い物籠にたっぷりと買い物を入れたお婆さんが、なにかバッグから引っ張り出そうとしてなかなか前を開けてくれない。すると横から来たおばさんが棚から何かを撮った時に、他のパンを落とした。ところがそのおばさんは落としたパンをそのままにして行ってしまった。たった10分くらいの滞在時間だったのに、様々に想像をかき立てられる人間模様だった。
 狭いスーパーはCOVID-19が怖い。