ほぼ足りてまだ欲 その先

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街歩き

f:id:nsw2072:20200616223207j:plain:w360:left 今夜のNHKの「世界ふれあい街歩き」はいつの放送の再放送なのか、再々放送なのか知らないが、見ていて、どうもどこかで見たような雰囲気で、ビクトリア王朝時代様式のまま取り残されてしまったかの如き街並み。ニュージーランドのオアマルという街。白いサンドストーンのような建物ばかり。あとからこれは石灰岩(limestone)なのだ、という。ここもやっぱりゴールド・ラッシュで賑わった時期に作られた街並みがそのまま残って、観光資源になっている。あたかも、社会主義だった東欧各国が、当時そのままに残されていた街並みを、今観光資源にしているようなものだ。しかし、NZを訪れる外国人観光客の絶対数が限られているだけでなくて、南島のこんなところにまで足を伸ばす人たちは、そんなにはいない。
 旅行の記録を調べたら、案の定、2015年の秋にバスツアーに乗ったときにトイレ休憩代わりに立ち寄ったことがあって、それで見たことがある街並みだった。ぱったり人がいない(この街だけに限らないけれど)シティーで、店のおじさんが嬉しそうに私たちに「ニーハオ!Happy Holiday!」と声をかけてくれたと書いてある。中国人と間違えられていたわけで、丁度その頃は国慶節だったのだ。さすがの「おもてなし」で、ちょっと間違っちゃったのは愛嬌だけれど、「おもてなし」ってのは日本の特許じゃないのよ!というお話です。
 複雑なのは、この日、朝出発した街はOmaramaという、間違いやすい名前。