ほぼ足りてまだ欲 その先

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バカ爺

 本当かどうか知らないが、スーパーマーケットでポテサラを買おうとしたお母さんに、糞爺が「母親なら、ポテサラくらい自分でつくらんか!」といったそうで、twitterでは大騒ぎになっております。あれは手間がかかる、私も買っている。お前みたいな爺にいわれる筋合いがどこにある。大体、お前みたいな団塊の(また出た!)爺にこんなこともいわれた、あんなこともされたと、次から次に噴出。如何に団塊の爺が偉そうなことをあちこちで言い張っているのかってことなんだろうかと。
 昔から、公の場で、縁もゆかりもない、相手にちょっかいを出す爺さんというのはいる。そういう場合、それぞれの価値観が違うから、当たり障りのない話題だったら問題はないんだけれど、ちょっと踏み込むと誤解が生じることは多々ある。もちろん経験もそれぞれ異なるしね。
 バスの中でも、お母さんに連れられた幼児に、声をかけたりする老人はいる。老人は日頃話す相手もいないし、どこかお店に入ってもつれない扱いを受けたりするけれど、そうした幼児はなにも先入観がないから、「ばぁ〜」なんてやると、ケタケタ笑ってくれる。しかし、お母さんはそうじゃない。なんとなく、お近づきになりたくないな、風情が感じられる。あの爺さん、嫌がられてんのがわからないのかなぁ、と傍観している方は思ったとしても、本人はわからなかったりする。そんな程度ならまだ良いけれど、下手にお助けの手を出したりしたら、「やめて下さい!」といわれるのがオチだ。
 昔は小学生に「おはよう!」と声をかける爺さんというのが町内に何人かいたような気がする。今は(ほんとうに)声をかけても下を向いたまま子どもたちは足早に通り過ぎていく。爺さんがなにをするかわからないとでも言う風情だ。
 それとは別に、ポテサラをどこで買おうと、自分で作ろうと、そんなのは人の勝手で、それぞれの人のその時の事情によって、変わってくる。その人が今置かれている状況も知らずに、気楽なことお言いでないよ、と腹が立つ。爺さん、彼女たちはあんたの娘じゃないし、あんたがどんな人かも知りゃしないんだよ、余計なこというな。