ほぼ足りてまだ欲 その先

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胃カメラ検査

 久しぶりの胃カメラ検査。もう5年くらい前に、それまでかかっていたかかりつけの医者が、もう医者やめた!と閉院してしまい、今の主治医に移った頃、「うちでも水曜日に胃カメラ検査をやっているから一度やってみたら良い」といわれ、実行。
 まだ現役で仕事をしていた頃、会社の病院で胃カメラ検査を受けたことがあって、その時にとても辛い思いをしたので、それ以来、全く受けていなかった。だから、全く忘れていたのだけれど、私はファイバーを呑み込むや七転八倒の苦しみにのたうち回る。考えてみれば、あんなケーブルみたいなものを呑み込むんだから、気持ち悪いに決まっている。サーカスのサーベルを呑み込む芸人じゃないんだから。
 ところが聞いてみると、「別になんともない」とのたまわる人は結構いるらしい。ひょっとすると前世は蛇だったんじゃないかと思うよ。そういう人によると、前夜の夕食から一切食べちゃダメというのすら私なんぞは「軟弱」なんだそうで、世の中軟弱な奴ばっかりだったら、戦争も起きなくてよろしいかと思いますがね。戦争はみんなそんな空元気ものが起こしていますから。
 で、その時ももう終わってからも苦しくて、ベッドでのたっておりました。
f:id:nsw2072:20201204214234j:plain:w360:left ところが最近は鎮痛剤といっていますが、なんだかわからないのですが、点滴を落とすと意識を失ってしまう方法が普遍的になってきているというですね。それで先月の大腸検査も受ける気になったわけですが、いよいよ胃カメラです。
 まず、のど元に液体をとどめておきなさい、というジェリー状の麻酔薬が気持ち悪いですなぁ。これは以前と変わりませんね。しかし、点滴が始まって10分後くらいに、マウスピースが固定されたところで、もう意識はございませんでした。気がついた時には「検査が終わりましたよ」という看護婦さんのお声でございました。そして、それから先は、簡易なベッドに移って、二時間寝ていました。気持ちよく眠りましたねぇ。もうなにを食べても良いというので、スーパーでお弁当を買ってきました。天丼を食いに行きたいところでしたが、よく我慢しました。
 それを食べてから、なんと4時間寝てしまいました。これじゃ、また夜眠れないかな?