ほぼ足りてまだ欲 その先

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影響

フロリダの州知事やテキサスの州知事のやっていることや、ジャーナリストに対する態度を見ていると、まさにドナルド・トランプの小型版のような気がする。非科学的な判断に基づいて地域を怖ろしい状況にミスリードしている。ところがこれがアメリカだけの問題なのかと思っていると、決してそうではなくて、日本でも、こんな類いの政治家の言動にも見ることができる。
 その証拠に、自民党の多くの国会議員が、昨年の今頃、COVID-19といってもインフルエンザと変わりゃしないと大見得を切っていたし、麻生太郎のように、日本には梅雨ってものがあって、その間に消滅する、夏には全然平気だろうといっていた。ところが平気どころか、日本政府の怠慢をあざ笑うかのように大きな波が何度もやってきている。
 フロリダ州知事もそうだけれど、菅義偉も、加藤勝信官房長官も記者会見で真っ当な質問に真っ当には答えない。どうもこの種の連中はまともに答えるのは「能の無い」リーダーなんだと思っているらしく、それをはぐらかしたり、フェイクだ!と断定することが優秀なリーダーなんだと思っているみたいだ。そんなところでグローバリズムを主張しなくても良いと思うけどね。
 「蔓延防止なんたら」と「緊急事態なんたら」の違いが良くわかりません。ほとんど違いません。飲食店の時短って、やることが変わらないから意味が無いと思う。テレビで山梨の「グリーンなんたら」をやっていた。東京はレインボーシールとかで、ネットで簡単に取れる。意味が無い。23区だけでも範囲を絞ってロックダウンやらなきゃダメだろうな。
 蛮勇という言葉があります。「国を守るためだ、犠牲になって飛行機ごと突っ込め」というのがその一種ですが、日本人もアメリカ人も、その手の蛮勇大好きです。「なんでマスクなんてするんだ!」と言い張っているのは格好良いんだと思っているんだろうけれど、一体何のためにマスクをするのかがわかっていない。お前が他人にウィルスをまき散らさないためにマスクをするんだ、というのが理解できていない。「俺たちは怖くない!」って、そりゃそうだろうよ、怖いのはこっちだよ。ばぁ〜か!