これだけ多くの人たちが嘘をついて暮らしてきているのを目の当たりにすると、多分そうだろうと思ってはいても、自分が得をするためにどんなことをしても、大半はその嘘を許してくれるものなんだ、追求されることもそんなにないんだ、という倫理観を肯定することになってしまう。
本当に子供達に影響を与えないんだろうかと危惧するが、その危惧はきっと当たってしまうことになるだろう。どんなに口を滑らせても、結果的にはそれがなんの問題にもならないということを身をもって感じることになる。誰もそれを是正することがない。いや、是正という言葉自体があてはまらない。
言ったことに責任を持たなくたって「いや、そんなことをしたわけがない！」といえばいいということだ。
沖縄の翁長知事がカツラをとって人前に登場した。あの人の誠実さに頭が下がる。新潟の新知事の人間性には呆れ果てた。平気で嘘をついて悪びれることすらない。
