ほぼ足りてまだ欲 その先

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三大テノール

 「三大テノール」という言葉はかなり有名になっているから、知っている人は多いですよね。パバロッティ、ドミンゴカレーラスの三人をいうのが普通ですね。始まりは1990年のサッカー・ワールドカップの決勝前夜祭としてローマのカラカラ浴場で開かれたコンサートがそもそもの始まりだったようですねぇ。当時の私はクラッシックスに全く興味がございませんでしたから、全く知りませんでした。そうそう、そういえば、サッカーにもさほど興味なく。会社の同僚のひとりがかつて会社のサッカー選手だったのがいて、そいつがまなじりを決して出かけていったのがなんのためだったのか、良くわかっていなかった。そうそう、川淵三郎NHKの解説者として出かけたのもこの大会でした。
 この時の様子は「3大テノール/世紀の競演」30周年記念としてDVDやらCDで出ております。

3大テノール/世紀の競演 30周年記念特別限定盤

3大テノール/世紀の競演 30周年記念特別限定盤

 三人のテノールのうちパヴァロッティは2007年の9月に72歳の誕生日を前に膵臓癌で亡くなっている。昨年公開された「パヴァロッティ 太陽のテノール」という映画も見てみたい。

 ところで、この三人は東京でも公演をしている。1996年6月29日の国立競技場だったそうだ。いくらクラッシックスに全く興味のなかった私でも、知っていて良さそうなもんだけれど、全く記憶にない。一体どういうことかと思ったら、この時期、私は日本にはいなかったのだった。このコンサートは会場が国立競技場なんだから一体どれほどの観客が入ったのか知らないけれど、それはそれは大変な音響環境だったことだろうなぁ。最高席7万5000円のチケットが6万枚、即座に売り切れたという。凄い人気である。


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 この日本公演のプロモーターとして伝えられているのが寺島忠男という人で、こちらに彼のことが書かれている。数多くのミュージッシャンを日本に連れてきた実績を持っていて、2019年には日米両国の文化交流促進による貢献が認められ、外務大臣表彰されたとこの記事に書かれている。実は、この人には1970年にSan Franciscoでお目にかかったことがある。ご自宅で麻雀をやって10ドルの負けを払ったことがある。もっとも、2018年にピアノの長部正太のライブで偶然お目にかかった時に、ご挨拶したら覚えてはおられなかった。そりゃそうでしょ、あの時は私はまだ学生ですから。