Tony BennettとLady Gagaの7年ぶりのデュエットアルバムがとうとう今朝到着。
前作「CHEEK TO CHEEK」はそりゃもう良い出来で、ライブも何回か行われ、2017年7月のNew Yorkのライブ盤がこれに組み合わせとなって、二枚組になっているバージョンを買った。
オマケに写真が4枚と大きい写真が一枚ついていて、日本限定版は4,400円。良い値段だけれど、ファンとしてはこれを入手しないわけにいかない。
こうなると、米国版も欲しくなる。
本当かどうかわからないけれど、前作ができあがってすぐにLady GagaはTony Bennettに次作を提案したと言われている。
そもそも、この二人のカップリングは、Tony Bennettが何人ものsingerを相手した「デュエット」というアルバムを作り、中でも、その二枚目、「デュエット II」でLady Gagaと唄った「The Lady Is a Tramp」がとっても良くて、あぁ、このコンビは良いかもなぁと思った。
プロデューサーのTony Bennettの息子もそう思ったらしくて、Lady Gagaと一枚を作ったんだろうなぁ。
二人のアルバム一枚目がでた翌年、私はたまたまNew Yorkへいくチャンスがあって、ライブを探すと、丁度滞在中に(小室圭が務めるという法律事務所が入っているビルの傍にある)Radio City Music Hallで二人のコンサートがあると知った。
そんなのすぐに売り切れになるに決まっているけれど、アメリカはネット上でそういう切符を転売するのは公に認められていたから、中国名の人から切符を買った。
このホールはむちゃくちゃ大きなホールなんだけれど、そりゃもう超満員。私たちはもちろん上の方の席だけれど、着飾っているお姉さんたちも一杯。
下手(しもて)にTony Bennettのバックのカルテット、上手(かみて)にLady Gagaのバックのセクステットが配置され、その後ろになんと36人からなるオーケストラという豪勢なステージ。
まさかそんなと思っていたら、気がついたら周りの人たちが平気で撮影している。
そうか、良いのか、と負けずと撮る。
下手の一番前の席で何かごちゃごちゃしている。
なんだろうと思ったら、そのうちにERの係員が入ってきて、着飾ったお婆さんを運び出した。
その辺で、Tonyが気がついて「What's going on, here ?」と訊ねたくらい。
今度の「LOVE FOR SALE」ももちろんご機嫌で、味のある渋いトニーの声と、澄んで伸びのあるガガの歌声とが実に気持ちが良い。
フリーで見られる動画が何本かでている。
ちなみに、トニーの後ろでドラムを叩いているHarold Jonesももうすでに81歳。