ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ハグ

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英語ではHUGって書きますね。

COVID-19の前だったら、西欧人は親しい人と出会ったらよくハグをしていましたね。

私はほとんどそんなことをしたことがなかったんだけれど、1980年初めにUtah州のSalt Lake Cityという街でお世話になったKathyというおばさんが、お友達と二人で1990年頃だったかに東京に遊びに来たときに、別れ際にこれでもう逢うチャンスもなかなかないだろう、本当にありがとうといったら、「Give me a HUG」といってハグしたのがたぶん最初でしょうね。
なかなか日本人には恥ずかしいものでありますが、男同士でも手を背中に回して「お〜!」といいながらハグすることがもはや違和感がなくなりつつあります。

一度ハグになれてしまうと、この身体の接触は絆を感じることができる、というと大袈裟かも知れませんが、繋がりを感じることができるような気がします。ごく自然にハグをすれば良いのですが、どうしても日本人には「照れくささ」というものがあって、これがかなり大きな障害を作り出します。ハグだけじゃないでしょう。日本人は自然な気持ちを表に出すことに抵抗がある、といった方が良いのかも知れません。
素直にすれば良いのにね。

日本人が口に出して挨拶しなくなったのは、一体何の故ですかねぇ。
「ちょっと後ろをごめんなさい」といって通るということすらしなくなりました。
じゃどうしているかというと、何もいわずに避けるようにしながら無理矢理通ります。
しかも心の中では「なんでこんな邪魔なところに立ってんだよ、こいつ!」と思っているんです。
どうして口に言葉を出さないのですかねぇ。