プーチンがウクライナに侵攻している戦争を、プーチンはいつやめるのか。
彼はNATOにウクライナが加盟すると、常に自国にNATOが近接するといっているようだけれど、ウクライナを完全にプーチンのものにしてしまうと、今度はポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーメニアと近接してしまうわけで、次はポーランドなんかにまた侵攻しなくてはならなくなる。それが成功すると、今度はドイツだ、チェコだ、オーストリアなんかに侵攻しなくてはならなくなるわけで、つまり終わらないのである。ということはプーチンの論理でいくと、いつまでも、地球上を全てプーチンのものにしないと終わらなくなるわけなんだが、どうする？
日本も先の戦争で、もうこりゃどうしようもないとなった時、昭和天皇も「せめてもう一撃食らわしてからにならないものか」なんてことをいったりしたが、始めるときはなんだかんだというが、終わり方をだれも知らないし、今の自公維国政権だって、声高に憲法違反の軍隊を倍に増強するといって、「先手必勝」なんぞといっているが、「やめる時」についてどこかで誰かが考えているとは思えない。まさか防衛研究所でこれの専門家がいるとは思えない。どうするつもりだ？
国を強くする、という著し方がなにを意味するのか、一番の効果的なやり方は、教育をちゃんとやることなんだよなぁ。哲学、倫理学なんぞを疎かにする国にろくなことがないのは、プーチンを見たら一目瞭然であるよ。あいつは体力バカなんだ。
