明日がかなりな荒天になると天気予報がいうので、今日のうちにと、慌てていつもの買い物ルートへ出かけた。これで数日は外へ出なくても食い物には困らない。
小舟町にしっかりとしたパンを売る店があると聞いたので、いつものパン屋では買わずにそこへいってみた。入るやいなや、妙齢のご婦人が出てきて「店内でお召し上がりですか?」とわざわざお尋ねになるんですね。多分、ダイニング・インが近所のお金持ちの皆さんで賑わっていて、席がないのかもしれない。パン屋でそんなことを聞かれることは経験がないので、そこでもうびっくりしてしまって、爺さんおどおどします。「パンが欲しいのですが・・」といったら普通のパン屋のように並んでいない。四角い、まるで宝石店の陳列棚のようなところに入っている。どうやら様々にいろいろな果物やら種の類を混ぜ込んだパンが得意のようで、プレインなカンパーニュのようなものは一種類しかない。しかもそれがLargeとSmallしかなくて、そのsmallでさえ、私には大きい。半分は売らないのか?と聞いたら売らないという。どうしようかと思ったけれど、そのsmallでも1,100円もするのだ。ウッヒャとなってそそくさと退陣。しょうがないから近所のスーパーでいい加減なパンを買う。今日の買い物でここだけが失敗。
電車の中は平日にも拘らずスマホを抱えた小学生年齢の子ども三人を連れた、お父さんが優先席を占拠する。よく考えたら、こんな時期に遊びに出ている東洋人は日本の子どもじゃない。春節休みで日本に遊びに来たんだろう。後でそう気がついたんだが、子どもがジャケットをデレっと広げていたので、隣に座る時に「ジャケットを踏んじゃうよ」といっても動かないから、「踏んじゃうからね」といって座った。その子は日本語がわからなかったんだろう、そのままだった。
中国政府は、つまり習近平は日本や韓国には旅行に行くなといっているらしいから、この子達は他の国から来たんだろうな。