さしもの日本のクリスマス熱もそろそろ醒めてきているのかなと思ったけれど、昨日のデパ地下のことを考えると、そうでもないのかもしれないなぁと。今日はとにかく人が来そうなところをできるだけ避けて散歩をする。子ども野球場では赤い帽子の子どもたちが多くの大人に見もられながら練習をしていたが、そこにすら近づかないようにした。
橋を渡って向こう岸に行こうかとも思ったけれど、そうすると最後に戻ってくる時にまた人混みの中に出なくちゃならないので、敬遠する。ビルの3階でやっているパン屋がCOVID-19の影響で店を閉めていたらしいが、先月末の週末から週末だけ焼いているというので上がっていったら、外国人のおばさんが二人の子どもを連れて買い物をしているんだけれど、お金をビニール袋からジャラジャラと出して買っている。どう見ても居住者の雰囲気じゃないんだけれど、観光客だったとしたら、どうやってこんな見つかりにくいパン屋を知ったんだろう。カンパーニュを半分売ってもらう。本当は四分の一で良いんだけれど、いいにくかった。
どうしても人出の中に入らないと行かれないスーパーに行くことになってしまったんだけれど、昼飯用に3切れのヒレカツを買った。どうしてそんなことになったのかというと、すれ違った爺さんが「カツ丼を売ってねぇなぁ」といっていたからだ。玉ねぎをそばつゆで煮てその中へヒレカツを入れてグツグツし、最後に溶き卵でとじ、御飯の上に乗っけてヒレカツ丼にした。お腹いっぱいだ。クリスマスのカツ丼だ。
ところでどうして日本ではクリスマスにローストチキンを買うんだろう。