ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日も紅葉を見に行く


 上野公園に行く。歩いていっても大したことはないけれど、今日も今日とてシルバーパスのお世話になって6つ目で降りて歩く。
二人座りの席に痩せたおばあさんが崩れるように座ってそのまま寝ている。奥の席にはエコバッグみたいな袋が置いてある。もう随分前から乗っている雰囲気だ。ふと足元を見ると、妙に大きなスニーカーで、しかも両方とも靴紐がついていないガバガバのものを履いている、というかこれじゃとても歩けないんじゃないかと思える。このまま終点までいって、多分運転手に起こされるんだろうけれど、どうするつもりなんだろうか。どこに暮らしているんだろうか。そもそも暮らす拠点があるんだろうかと気にかかる。

 藝大の前を通り越して噴水近くまで来ると、今日はあのキリスト教団体の食事提供の日のようで数十人の人たちが集まっている。国立科学博物館にはぞろぞろと小学生が遠足なのか、入っていく。噴水の横のイベントスペースには青色の組み立て式の生け簀がぞろぞろと並べてある。こりゃなんだろうと思ったら、週末に錦鯉のイベントがあるんだそうだ。



 東京文化会館の裏と野球場の間のイチョウ並木が黄色く染まっていて、沢山の人達がカメラやスマホを掲げている・・・というあたりでカメラの電池が消耗した。予備の電池は家で充電中で、今日は持っていなくて、これで万事窮した。御徒町の先日強盗が入ったけれど、店員がさすまたで応戦した宝石屋の前を通って地下鉄に乗り、図書館でチャールズ・シュルツ伝を借り出す。一度借りたことがあるけれど、あまりのページ数に圧倒された。686頁ある。全部スキャンした。便利になった。もう一冊新刊もスキャンする。