ほぼ足りてまだ欲 その先

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人は様々

 

 

 あんまり知らない人と話すこともないけれど、たまに旅に出ると、全然知らない人と話すことになることがある。バックグラウンドどころか、年齢さえ知らない人と話すときに普通は自分を曝け出すことはない。むしろひた隠す。しかし、中にはそれを良いことにホラを吹く輩もいる。なにしろこっちは裏が取れないんだから「ほぉ、そりゃすごいですねぇ!」と感嘆するしかない。それが癖になって、どんな時でもホラを吹き続ける人もいる。誰もそれを弾劾したりしないからね。「変わった人だね」という評価で終わる。それで終わらない場合ももちろんある。それが口癖になっていて、止まるところを知らない人もいる。大学を四つ出たが全部満点で合格してきたというがそれが本当かそうでないか、誰も検証できない。それをそのまま自分の肩書きに加えてしまう人もいる。どうせ誰もそれを検証したりしないと思っているからだ。学位授与式で、その学科なり、研究科を代表して学位記を受けた人はわが母校では首席の人だということになっている。そうでない学校もたくさんあるだろう。

 

 面白い話を持っている人は全く知らない人たちの中でも人気者になる。自慢話ばかりひけらかす人は「すごいですね」とはいってもらえるけれど、誰も尊敬していない。