結局、儲かるところを握った奴がそれを武器に権力を握る訳で、社会主義国家だとか、計画経済だとか云ってきた過去を持っていたって、利権に先に手をつけた奴の勝ちで、そんなことに疎い状況に置いてきぼりを食った連中をおきざりにしたまま権力をぎゅっと握りしめて稼いでいくんだなと、中国やロシアを見ているとよく分かる。そしてそれを広めるための媒体を必ず持っているんだなぁ。汚い選挙をやって権力を握り続けるアフリカの独裁者が真剣に糾弾されないのは、そんなことをしたら自国でも自分に何か飛んでこないとも限らないからだろうしなぁ。ぶつぶつ云ったって、金を握った奴にはどうしたってヘイコラしちゃうんだものなぁ。それを知っているから余計に腹が立つんだろうけれど。
ものを握った奴は少なくなったらその分値をつり上げれば良いんで、収奪の規模としては安定だ、なんて思っているのかも知れないが、強圧的に、もしくはそんなものに三行半を突きつける形でかも知れないけれど、吃驚仰天通告を突きつけてやりたいものだ。今までの例から云うと、こんな具合に閉塞感が漂う時には何かというか、誰かというか胸のすく様なことが起きたり、そんな奴が出てきても良さそうなんだけれど、今の所そんなものがみつからねぇんだよなぁ。
