昨日のテレビの経済ニュースはBHP-ビリトンがリオ・ティントの公開買収を断念したというニュースがいつまでもトップニュースだった。するとリオ・ティントの株は見事に下がってしまった。
連日根を詰めていたら今日は大変に疲れてしまって、ちょっと早めに切り上げた。片付けているうちに隣の席に同じ年くらいのオージーおじさんがやってきて、どうやって動かすの、どうやってコピーをとるのと聞く。彼も大分前にマイクロフィルムを動かしたことがあるといっていたけれど、すっかり機械が変わってしまって面食らったというのだから、まさに私と同じようだ。
ちゃんと行ったという証拠を残すためにQVBとタウン・ホールを写真に撮った。タウン・ホールの「Woolworth」はなんでいつもあんなに混んでいるんだろうか。そしてQVBの周りは週末でもないのになんであんなに人が溢れかえっているんだろうか。
次から次に全く異なる言語を喋る人たちとすれ違うといっても大げさではないだろう。これだけの多文化が本当に混ざり合って暮らしているのだから様々なことであっちでもこっちでもぶつかることがあって当たり前だろう。
かつてに比べたらホームレスの数も増えているし、そしてその民族性も多様だ。調査というものがあるのかどうか知らないけれど、これまでにサモア系の人も、アジア系の人と覚しきホームレスの人を見かけている。そして「Big Issue」を立ち売りしている人も何人かみかけたけれど、その中には女性もいた。日本で「ビッグ・イシュー」を立ち売りしている女性の人を見たことはない。
10年間の保守政権の時代にオリンピックがあって、バブルがあったわけだけれど、労働党政権になってこれからどのような施策がとられるというのだろうか、そしてそれはどこに焦点を当てていくのか、興味深い。住宅バブルの間に多くのアパートが建てられて高級化してしまったのだけれど、その反対になっている地域が必ずあるはずだ。
QVBの地下に今でもラクサ屋があるのかと見に行ったら一番奥に残っていて久しぶりだと思わずチキン・ラクサを食べたら辛くて参った。なにも店員がいい加減なここで、ひとりぽつねんとラクサを食べていなくても良さそうなものだ。昔やって来て最初の日曜日にここまで出てきてこれを食べたことを想い出す。それにしても昔と比べると随分白人の人がアジア系の食べ物に全くの違和感なしに手をつけているのが面白い。