昨日は来月のイベントの準備説明会だった。これは不思議なイベントで関わっているメンバーはたくさんいるんだけれど、何となく私が分担する部分はいつの間にか決まっていて、誰かが指示したとか、やってくれといったとか、わかった引き受けたとかそんなやりとりがあった覚えがない。私の分担の範囲がどこまでなのかと決まっているわけでもない。自分で出張っていったら幾らでも自分の分担範囲を広くすることもできるし、自分が撤退していったら幾らでも自分の分担範囲を小さくすることもできる。だから加わりたい人にとっては敷居がとても低い。
しかし、すごく難しい。組織でやっている仕事だったら「おまえの仕事はこの範囲だから責任を持ってやってくれ」という枠がある。それを超えて手を出したり判断したりすると越権行為だとなじられる。しかし、このイベントではそんな枠を自分で設定することになる。すると何が起きるかというと、落ちているところが出てきちゃう。それぞれがそれぞれで枠を作っていい訳だから誰も網羅していない部分ができちゃう。
何時までも情報が来ないなぁと思っていたら、誰もそんな情報を集めていなかった。どうなってんの？と訊いて初めてわかった。どんどん自分の枠を拡げていかないと不安になる。自分で自分の首を絞めることになる。それでもやっている。なんだか罠に掛かった気がしないでもないけれど、それでもやっている。なんでかというとやり遂げたときの達成感でビールを呑みたいからだ。それも愚痴をいいながら。
