ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

参議院予算委員会 090522

 なんとNHK総合テレビヤンキースオリオールズの野球中継をやっていて(松井がホームランを打ったのは良いんだけれど)予算委員会を中継していない。衆議院予算委員会が全くろくな議論もしないまま採決してしまったのだから、本当の意味で今度の補正予算をつまびらかにできるのはここしかないじゃないか、とNHKの姿勢を糾弾しようと思ってネットで繋げた。すると見たことのない女性が早口で話していて、何事ならんと見ると、今日は参考人からのレクチャーの日なのだそうだ。


「底力」だ「21世紀」だ、という言葉が予算委員会に飛び交うのがなんだろうかなぁと思っていたらそんなジャンルわけがされているんだそうだ。なんだか広告代理店が好きそうなやり方、呼び方で、それがあまりにもそれらしくて陳腐。
 たまたま2009年4月27日付けの「平成21年度総務省所管補正予算 (案)の概要〜経済危機対策〜」なるものをネット上で発見。
 これを見てとても納得がいかないのが、「底力発揮・21世紀型インフラ整備」として「地上デジタル放送への完全移行に向けた対策の強化」として

  • エコポイントによるデジテレビの購入支援だとか
  • 受信障害対策共聴施設及び集合住宅共聴施設のデジタル化支援、デジタル難視聴解消対策等なんてものが入っているだけでなく、
  • ブロードバンド・ゼロ地域の解消

といった何も今年度の補正予算でなくても、本予算で正々堂々とつければ良くて、単発で処理することにしても時間的、物理的に解消できるのかどうか非常に難しそうであるようなものを平気で突っ込んできているのを見ると、やっぱり民主党がいうようにこれは日頃の課題をこの際載っけちゃえという構想の下にあるんだろうと思わせる。