ETV特集が先月23日の日曜日に放送した「戦争とラジオ 第二回 日米電波戦争」を見逃し、録画逃したことは前に書いた。NHKオンデマンドを探したら今日までの期間でオンデマンドに載っていた。しかし、オンデマンドはこれ一本を見るのに、315円かかると書いてある。なんだ、有料なのか、と憤慨していた。その上、「WindowsXPSP2/SP3、WindowsVista(32bit)のOS、及びWindows Media Player 10以降のプレイヤー、InternetExplorer6.0以降が必要」とされていて、それ以外のOSはま〜ったく対応していない。
よくよく考えたら先日モーバイル用と思って台湾製のネットPCとでもいうような小さいものを入手していた。そうだ!あれがあると早速取り出して、繋げてみた。WMPのバージョンが古い。じゃ、しょうがないからダウンロードする。それを落としてもいやだっていっている。そのうちになんだかよくわからないのに、なにか注意書が出てきて、ウィンドウズがなにしろわからないものだからそれに対応しようとするんだけれど、全然要領を得ない。あきらめようかなぁと思っているうちに、あっち行ったりしているうちに発想がわかって、とうとうオンデマンドで見ることができた。
やれやれなんだけれど、これが録画保存できないというのが困ったもんだ。そんなことをいうんならいいや、全部をテキストに起こしてやれという気になった。
朝の11時からやり始めたのは良いけれど、そして見ていくうちに全く知らない事実も出てきたからうんうんと言いながら作業する。気がついたら午後の練習が始まっている。私の出番はそんなにないから後半1/3くらいに行けばいいので、終わると思ったら、これが終わらない。加賀美さんのナレーションは優しい雰囲気を醸し出すけれど、結構文字数多い。
使われている映像は知らない人が見たらまさにそのときの映像だと思ってしまうことが十分に考えられるもので、これは説明しないと誤解を招く。
それにしても当時の当事者でもうすでに故人になってしまっている人のインタビューを持っているのはさすがであるが、それはどんな意図を持って生前にインタビューをしていたのだろうか、そしてそれならこれの他にどんな人のインタビューをNHKが持っているのか興味深い。上坂冬子の本に出てくる恒石重嗣が語っている場面も持っているのには驚いた。
チャールズ・カズンズについて使われていた写真はこれまで既出のものばかりで、意外性がなかった。本当にこのほかの写真は保存されていないのだろうか。
米国の国立公文書館はこの手の資料についていえば何でも残っている。それにしても何を調べるにしてもこの頃の話は何でもかんでも米国の国立公文書館に行かないと資料が出てこないのは寂しい。私たちのこの国に残っているものは圧倒的に少ない。いくら敗戦を前提としていたからとはいえ、こんなに何もかも焼かなくて良いのにといいたくなってしまうが、その動機も含めてこれがこの国の実態なんだということなのだ。
2万文字になんなんとする分量で、精査したらどこかに纏めよう。
練習の1/3に参加して、反省会を5時間もやった。