容疑者らは共謀、8月25日頃、いずれも比例近畿ブロックと重複立候補した兵庫8区の田中康夫(新党日本)、同10区の岡田康裕(民主党)、大阪10区の辻元各氏や、それぞれが所属する政党に投票を依頼した違法な文書を、加古川市内の有権者十数人に郵送した疑い。(2009年9月12日01時56分 読売新聞)
三人の容疑者が公職選挙法違反(法定外文書の頒布など)の疑いで逮捕されたという新聞記事である。この記事の見出しは「投票依頼を配布、辻元氏元秘書ら3人逮捕」なんだけれど、これを見た時は「辻元」「秘書」というキーワードでもってあの時のことを思い出させる効果を生んでいる。あぁ、またあのおしゃべり辻元は秘書を使ってこんなことをしたのか、という先入観を持たせる。さぁ、これからどうなるんだろうか。
しかもこの記事によると「井奥容疑者は、社民党の辻元清美氏の元秘書で、容疑を否認している」とか、「他に逮捕されたのは、同県加古川市の職業不詳東恭子(31)、高砂市の無職山下仁志(47)両容疑者」としてあって、ますますその怪しさを増す。しかし、兵庫県警捜査2課の発表のまんまと見えて他紙もほぼ同じ内容の記事。これを書かないと兵庫県警記者クラブでは村八分になっちゃうのかなぁ。