ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 勝手なことをいうようだけれど、ここは自分のブログだから良いだろうと思っている。はっきりいって鯨なんてもう二度と食べたくない。誤解されるかもしれないけれどいっちゃう。小学校の給食で鯨の竜田揚げ、鯨肉のカレーなんてものが何回も出た。今でこそ、鯨の話になると「そうそう、竜田揚げでたよねぇ」なんていっているけれど、はっきり言ってあれはあの時代に美味しい牛肉や豚肉が給食で出るわけなんてなくて、あの値段(いくらだったのかもう覚えちゃいないけれど)ではしょうがなかった。まぁ、いってみればタンパク質を摂らせるためにはこれしか今のところないよね、というわけで鯨を使っていただけの話で、なんだか子どもにはこれで良いんだと食べさせられていたということに他ならない。だから本当のことをいったら旨い牛肉を食いたかったに決まっている。だから何もここまで来て鯨の肉を食いたいなんて思わない。
 そりゃ合成飼料に抗生物質をぶち込んだ様な餌を食べさせているような牛肉(今頃そんなことはもうないんだろうか)よりはなんぼか栄養価も高く、安全で、しかも柔らかく美味しく食べられる調理法があるんだったらそっちの方が良いのかもしれないけれど、ただ単に食材の多様化を謳うんだったら、私はもう願い下げだ。
 それよか本マグロの大トロが食えなくなる方がなんぼか辛い。しかし、そんな贅沢品は今だって滅多に食うことができないんだから、個人的にいったら大西洋の本マグロが入ってこなくなってもあんまり自分の生活に変化はなさそうだ。
 ただし、発案国のモナコの代表がいっているような「今ほんの少し我慢しても、孫子の代でも食べられる方が良いでしょ?」という感覚からいうならば、「ワシントン条約」で規制するのはやり過ぎだという論調は正しいのではないかという気がする。
 どなたが仰っていたのかもう覚えていないけれど、フォアグラの方がなんぼか動物虐待だというのも相当正しい。ま、これは本マグロとはなんの関係もないけれど。