ほぼ足りてまだ欲 その先

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よくまとまったなぁ

 東京都の多摩ニュータウンで最初に入居が始まった団地「諏訪二丁目住宅」(多摩市)の管理組合が28日、臨時住民総会を開き、老朽化した団地(640戸)を一括して高層マンションに建て替える決議を賛成多数で可決した。
 1971年の街開きから40年になる同ニュータウン団地の全面的な建て替えが決まったのは初めて。 (Asahi.com 2010年3月28日19時44分)

 640戸が良くこの建て替えに一致団結したものだと感心する。良くそこまで説得できたものである。どこかでその経緯を取材していた人はいないものだろうか。
 何しろ多摩ニュータウンの高齢化率は相当な数字になるはずで、多分ここの場合は建て替え資金を居住者が自己負担しなくても大丈夫だからなのではないだろうか。自ら負担して立て替えることだったら負担しきれないひとの率が高くなる。
追記:
 Asahi.com 多摩版の29日付け記事に詳しく書かれている。
 諏訪2丁目住宅は23棟、640戸で、入居開始は1971年の3月。50平方米の3LDKでエレベーターもない。現在、区分所有者の4分の1は70歳以上だというのだからそれは辛い。新たに建てようとしている計画は11~14階建ての7棟で、全部で1200戸。反対派からは「経済状況が悪化し、売るはずの部屋が売れなかったらどうするのか」「引っ越し費用や仮住まいの資金がない者に出て行けというのか」という意見が出ていたというけれど、最後は605人いる区分所有者のうち551人が賛成したという。