ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 今日は月に2回の保阪正康の話を聞く会に出掛ける。実は未明に目が覚めてしまってそこから寝たのが多分4時頃で、目が覚めたら辛くて辛くてしょうがない。やめちゃおうかなぁとも思ったのだけれど、金がもったいない。

小柳資料

 彼の話を聞いていると様々な文献が引用されるので、次から次に読みたい衝動に駆られる。今日もいくつも引用して説明をされていたけれど、愁眉はやはり水交会が刊行した「帝国海軍 提督達の遺稿 小柳資料」だろう。「47名の元将官達の懐旧談を昭和30年初頭に水交会が元小柳海軍中将に委嘱して編纂したもの」で、保阪の話では、外部には殆ど口を開けなかった嶋田繁太郎も小柳に対しては内輪という意識か大いに語っているのだという。上下1セット 7,500円(送料別)で直販のみ。

葉書、FAX、メールによる申し込み:
財団法人 水交会
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電話:03-3403-1491 FAX :03-3403-8563
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「トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所」

 カリフォルニア州のSan Franciscoベイ・エリアの東にあるOaklandからほぼ東80kmにTracyという街がある。そこから北西に20kmほど行ったところにかつてByron Hot Springsというリゾートがあったのだそうだ。ここにあったホテルは1929年の大恐慌で一気に寂れ果てていたというが、この建物は戦中に日本兵捕虜を尋問する拠点として使われ、米国が捕虜から得た情報をここから前線に報じていたらしい。驚くべきことに日本兵捕虜は実に多くの情報を吐露しているのである。
 米国の国立公文書館にはまだまだ私が知らない資料が眠っているのではないだろうか。

トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所

トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所

「ミツコと七人の子供たち」

 オーストリアに関する資料を読んでいるとこの書名にぶつかる。初めて彼の地に渡った日本人女性の記録である。これは2001年に講談社から刊行されたものの文庫版である。

ミツコと七人の子供たち (河出文庫)

ミツコと七人の子供たち (河出文庫)