京阪神Lマガジン社のMeets Regionalは京都にいく時に何冊か参考にさせて貰って飯屋を探したりしたものだが、最近東京を題材にしたものを出していて、「東京の手仕事」なんてのも立ち読みしたことがある。今度「東京あたらしい下町」というのが出たという話は誰かがtwitterでしていたので知っていた。新宿に出てBook1stのあの大きな店に入ったら平積みになっていたので、立ち読み。
のっけから蔵前の「御蔵前書房」の表の写真が出ていて、つい最近あの古本屋はどうなったかなぁ、そろそろたまには見に行かないとなくなっちゃう可能性もあるからなぁと思っていたところだったから、嬉しかった。それでもまだ立ち読みをしていると、あっちの呑み屋とか、こっちの鮨屋と出ている中で、初小川やらあの洋食やら、ま、おさえておいた方が良さそうな店はおさえてある。でもまぁ、知っている店が出ているのは別にそれで良いから要らないかなぁと思っているうちに、終わりの方に近所のいつも「安くて旨い赤ワインをおくれぇ〜!」と私が入っていく酒屋の旦那が写っていて、ぶったまげて買ってしまった。880円である。だから帰りにわざわざ寄って「よっ!有名人!」と冷やかし、豪州VIC産の赤ワインを買った。950円也。
家に帰ってからじっくり見ると、あの喫茶店、あの手ぬぐい屋と登場していて、なんだかみんなの元気なところを確認しているかの如くである。とんかつ屋の写真には旦那と次男坊が写っている。これまた2-3日前にどうしているだろう、突然店に入ったら私のことが分かるだろうかと想い出したばかりだ。それにしても長男坊はどうしているんだろうか。
なんだか町内会報を見ているようだ。
東京あたらしい下町―グルメから手仕事まで、カジュアルに楽しむ東トーキョ (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)
- 作者: 京阪神エルマガジン社
- 出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン
- 発売日: 2010/05
- メディア: ムック
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電車の中で隣で立っていた男性が読んでいる雑誌がiPadの特集記事を組んでいて、週刊ダイヤモンドなんだろうかと、不自然な格好をして表紙を見たら小学館のDIMEだった。あの雑誌だったらやりそうだけれど、これだけ(といってもまだ2誌だけれど多分もっと他の雑誌にも掲載されているんだろう)各誌が書いているのはアップル社のプロモーションとして行われているということだろうか。こうなると、「暮らしの手帖」が取り上げてみてくれないかなぁという気がしない?