ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

とうとうエアコン稼働

 いくら何でもこの暑さには耐えきれない。いくらなんでも私は熱帯では生き残れない。とうとう、エアコンをかけた。慣れていないから快適ではないのだけれど、それでもまともに考えることができるという点では非常に助かる。
 それでもいざという時にはこいつに頼ることができるだけ幸せだ。
 もう15年も前のことになるのだけれど、Sydneyという街で暮らした頃、あそこで住んでいた家にはエアコンと呼べるようなものはなかった。それなのに、真夏になると40℃近くにまで温度が上がる。時にはこれを超える。家はダブルブリックといわれる煉瓦二重壁でできている家だったから少々のことには左右されないし、床下は多少高いので上々の条件なのに、夜はあまりの暑さに眠れない。風が通らなかった。団扇片手にゴロゴロしていて、結局夜が明けた。ところが朝のテレビのニュースを見て驚く。Perthという西の町はもっともっと暑いのだ。
 北欧の街もたまに温度が上がるとエアコンなんてものを設置していないから同じことが起きる。扇風機が電気屋の店頭を賑わす。ところがバスに乗ってホテルに滞在する観光客にはそこのところがわからない。