神保町の学士会館の裏にこの「日本野球発祥の地」というなんともシュールな碑が立っている。
あまりにも気持ち悪くて碑文を読む気すら起きない。それならなんで写真を撮っているんだという話になる。このあまりのセンスのなさに反吐が出そうだ。一体、誰がこんなものを発想するんだろう。
ところで、この国の野球の団体というのは実に複雑怪奇な状態になっていて、群雄割拠、といういい方ができちゃうのかもしれない。
相撲の方も相当なものだけれど、各種スポーツ団体というのはどちらもあんまり他を批判できる体制ではなくて、そのスポーツ出身者で固める嫌いが当然あるし、そうでない人にとってはあえてよそ者扱いされながら手伝う気にはならないから、ますますこうした団体は井の中の蛙になっていってしまう。
日本野球連盟の顧問団の中に知った名前を見つけ出してびっくりした。彼もまた大学時代にやっていた野球をコネに巧妙に世間を渡り歩いたひとりだったなぁと感慨深いものがある。
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