尖閣で中国漁船が海上保安庁の巡視船「よなくに」「みずき」に衝突した瞬間のビデオがネット上で公開されている。→ こちら。しかし、「企画・制作」と入るのは理解できない。ちょっと怪しい匂いがする。
いつまで見ることができるか、わからないけれど。これはまったくのオリジナルの流出だろう。とうとう、こんなことになってしまった。
10:16 漁船が網を上げ、巡視船「よなくに」から見えない左舷側から前方デッキに網を回収したところで、エンジンをかけ、前方に動き出した際、巡視船の後方から巡視船の左舷後方デッキにぶつけてきた。巡視船は殆ど行き足をゆるめていたところなので、それほどの衝撃はない。直ちに漁船は逃げる。
10:56 次は中国漁船が併走していた巡視船「みずき」に対して右舷側から意図的に舵を切ってきたことは、中国船の航跡を見ると明らかで、これは弁解のしようがない。接触した直後に巡視船から出た排気ガスは一挙に出力を上げたためかと思われる。その後のこの漁船を拘束する場面は含まれていない。
私の勝手な仮説
ひょっとして、この一連の情報流出は反民主党勢力が関わっている可能性はないだろうか。これは飽くまでも私の創作で、ある意味ねつ造かもしれないけれど(やばっ!)、旧政権の影響力は海上保安庁にしてもまだまだ全く縁が切れているわけではないだろう。そういうパワーバランスは、それまで上下関係にあったものが、この選挙で負けちゃったからもうすっかりなんの関係もありません!と斬り捨てることができるとは思えない。日本人のメンタリティからいったら尚更それはできかねるだろう。
こう来れば、敢えて民主党政権が公開しなかった衝突映像を、二ヶ月経った、人の噂も薄れそうな時期に思いもよらないルートで流出してしまえば、政権に大打撃を加えることができるわけだ。
ま、そんなアンフェアなことをするわけがない!と思いたいけれど、何があるのかわからない権力闘争のあれやこれやを聴いていると、こういう構図を発想したっておかしくないだろう。どうだろう?