毎年、冬が来ると京都に出掛けることにしている。といってもついこの前始めたばかりで、まだまだ全然南も北もわからないのだけれど、冬の京都はとても寒いからそんなにたくさんのお客さんは来ない。その上、冬にしか公開されない寺院や施設があったり、京都市の観光協会が特別な企画を立てる可能性もある。ただし、冬の企画が公にされるのは11月の後半に入ってからである。
ところが宮内庁が管轄している京都御所、桂離宮、修学院離宮、仙洞御所なんてところは観覧希望をつのるのは3ヶ月前からで、今は往復葉書、窓口、インターネット（こちら）で申し込みができるのだけれど、インターネット枠というものがあって、こちらはあっという間に一杯になってしまう。往復葉書申し込みをしたことがないので、こっちの当選率がどれくらいなのかわからない。
つまり、今だとようやく2月の観覧許可が取れたとしても、他のイベントは全く見当がつかないという状態である。物事はそうそう思うようには行かないということの典型みたいなものだ。少しでも暖かくなってからが良いなぁと思う向きには12月1日に3月の観覧申し込みがあるので、狙ってみたらどうだろうか。多分その頃には観光協会の冬予定も発表になるだろう。
今年は2月に修学院離宮を見物に行く。
