ほぼ足りてまだ欲 その先

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駅伝

 今日は女子の実業団駅伝というものをやっていた。男子の実業団駅伝という奴は毎年元旦で、2-3日は箱根駅伝だ。日本人は駅伝やらマラソンやらをテレビでじっと見ているのが好きだ。長くても2時間半くらいだからみんな我慢しているのだろうか。その割にはクリケットのことを良くいう日本人はいない。尤もあのスポーツのルールがわからないということもある。日本の人はいつまで経ってもルールを知ろうとしないからね。あのアメリカン・フットボールだって、今でも10ヤードの説明をしなくちゃならない。
 そこいくと駅伝とかマラソンは簡単だ。走れば良いんだから。その上、日本人の大好きな人生が浮き彫りになる、っていうより人生を重ねるね。福士君やら千葉君なんて見ていたら人生なんて重ねないでよ、きゃっきゃっ!ってなものじゃないか。だから、増田明美の解説は日本人に受けるよ。あれをもっとゆっくり喋らせたらそのまんま今流行りの戦場カメラマンになっちゃう。日本人は好きだからね、あの手の話は。
 で、見ていたら「インターナショナル区間」なんてものが存在するのである。日本の各企業はマラソンや駅伝で名前を挙げるために外国からランナーを連れてきちゃう。いやいや、企業だけじゃなくて、教育機関であるはずの高校や大学だって外国人を連れてきちゃう。多分中学くらいでももういるだろう。その区間だけは外国人を投入して良い区間なのだろうか。すると外国人選手を抱えていない企業チームはどうするんだ?まさか、外国人選手を抱えていないと出場できないわけではないだろう。
 24チームのうち外国人選手がこの区間を走ったのは6チームだけだった。しかし、上位7人の中に全員入っている。ほんのわずかに資生堂の中尾真理子が区間5位に入っただけだ。圧倒的なんである。しかし、これ、特定区間にする意味があるのか?敢えていわせて貰うと、ある種の差別ではないだろうか。なんだか外国人労働者に対する姑息な裏口ヴィザのようだ。
 そういえば彼等は一体何のヴィザで日本に滞在しているのだろうか。プロだとしたらともかく、そうでないのであったらどんな労働ヴィザなんだろうか。